兵庫県産の100％天然はちみつ「宝塚はちみつ」についてご紹介します。
はちみつは、豊富な栄養素が豊富に含まれており、スーパーフードと呼ばれることもあります。健康志向の方なら関心がある方も多いのではないでしょうか。
とくにコロナ禍以降は、免疫力など健康についてより意識するようになり、需要も増えているようです。
本記事では、天然はちみつの中でも、なぜ私が「宝塚はちみつ」が好きなのかをご紹介したいと思います。
このはちみつの魅力が少しでも広まれば嬉しいです。そして、もし気になったら、ぜひ一度お試ししていただければ幸いです。
宝塚はちみつは非加熱製法！100％天然のはちみつの特徴
はちみつには、天然の人の手が加わっていないもの・加工されたものがあります。
もちろん、「宝塚はちみつ」は100％天然のはちみつですが、そもそも天然はちみつと加工されたはちみつには、どんな違いがあるのでしょうか？
完全非加熱はちみつとは？無添加・無加工
宝塚はちみつは、”本物の天然はちみつ”にこだわって作られており、下記のような特徴があります。
- 完全非加熱
- 無加工
- 無添加
完全非加熱にこだわって作られています。
はちみつは生産工程で、巣のかけらなどの異物を取り除くため、フィルターに通されるのですが、ドロリとしており粘土があるので、なかなかフィルターを通過しません。これだと作業効率が悪いです。
そのため、通常ならば、はちみつを加熱処理してサラサラにし、フィルターに通しやすくし、効率化を図ります。
しかし、宝塚はちみつでは採れたままのはちみつをそのままフィルターへ。ただ、普通の目の細かいフィルターだと通らないので、やや目の粗いフィルターを使用しています。取り切れなかった異物は後でルーペで確認し、手作業で取られているとのこと。
これは時間も手間も相当かかりますよね。
そして、とれた蜜の調整はいっさいせずに、無加工・無添加。
原材料は、はちみつのみ。
蜜しぼりをしたらそのまま順に瓶詰をしていくため、同じ種類のはちみつでも採れた時期により色や味が異なることもあります。天然はちみつならではの特徴ですね。
受賞歴も複数あり、その質を認められています。
■受賞歴
続いて、よく量販店などで販売されている加工されたはちみつの特徴についてもご紹介します。
加工されたはちみつの特徴
加工されたはちみつの特徴は主に下記になります。
- 加熱処理
- はちみつ本来の成分が減少
- 添加物あり
加熱する理由については上でも触れましたが、コスト削減（フィルターの通りやすさ、瓶詰の効率化など）という理由が大きいようです。
加熱により本来の成分（ミネラル・ビタミン・酵素など）が失われてしまうデメリットもあります。
また、水あめや砂糖など人工甘味料が加えられているものも多くあります。宝塚はちみつでは無添加なので採れた時期で味が異なることもありますが、加工品と同じような味に調整されます。
人工甘味料を必要以上には摂取したくないという方には、やはり天然のはちみつを選ばれるほうが安心ですね。
宝塚はちみつ 味の種類と感想
宝塚はちみつには、ベースとなる花蜜の違いにより、味の種類がいくつかあります。
- フローラ宝塚（ソヨゴを主体に山栗・野ばら・つげ他）
- 宝塚マロン（栗を主体にソヨゴ他）
- 春一番（桜・レンゲ・早春の花々）
- メイフラワー（山桜・レンゲ・藤・初夏の花々）
- ジェンヌの花束（野生の卯の花・アカシア他）
- 夏山ファンタジー（リョウブ）
この中で私がよく購入しているのが、フローラ宝塚と宝塚マロン。それぞれの詳しい感想をご紹介します。
フローラ宝塚
いろいろな味の種類がありますが、代表的なものがフローラ宝塚です。
ソヨゴの蜜が主体のはちみつで、蓋を開けると、花の香りがしてくるよう。濃厚なコクが特徴です。私も大好きな味で、よく食べています。
ちなみに、ソヨゴの花言葉は「先見の明」。将来を見通す力を持っているということでしょうか。新築祝いなどお祝いごとで贈られることもあり、前向きなイメージの木ですね。
私の中では、朝に合うはちみつだと感じています。
ほっと体の力が抜けて、やさしく背中を押してくれるようなイメージのはちみつで、気分よく1日を始められています。
宝塚マロン
一口食べると、「栗！」
その名の通り、香りも味もはっきりと栗だとわかるはちみつです。
とても甘いのですが、ちょっと苦味があるというか、大人な印象を受けます。とくに後味がビターな味わいなので、単に甘いだけのはちみつとはちがいます。もしかしたら、好き嫌いが分かれるかもしれません。
私の中では、ほっと一息つくタイミングで欲しくなる味わいです。仕事が一段落ついた午後のひとときや夜などに、自分へのご褒美感覚で食べて癒されています。
宝塚はちみつヨゴリーノ
宝塚はちみつが使われている「宝塚はちみつヨゴリーノ」についてもご紹介します。こちらは、新名神高速道路の宝塚北サービスエリアでしか食べられない限定品です。
yogorino（ヨゴリーノ）は、低脂肪・低カロリーがコンセプトのイタリアのヨーグルトジェラートのお店。
そんなヨゴリーノと宝塚はちみつが合わさると、ヨーグルトの酸味とはちみつの濃厚な甘さが相性抜群。さっぱりしてとても食べやすい味で、スプーンが進みます。
蜂のクッキーもついていて見た目もかわいい。4才の息子もすごい勢いで食べていました。
何度か行きましたが、いつも注文している人をよく見かけます。
このサービスエリアだけでしか食べれないのが残念な気もしますが、そのレア感も魅力なのかもしれません。高速を利用した際には、必ず寄って食べてしまいます。
今では私にとって、宝塚はちみつはとても身近なものですが、その出会いはちょっとした偶然でした。
宝塚はちみつと出会ったきっかけ
きっかけはコロナでした。
もともと、私は喉・気管が弱いのか、咳をしやすい体質でした。常に咳こんでいるというわけではないですが、エアコンの部屋にいる時、ホコリっぽい場所にいる時、体調を崩した時など、人よりも咳こみやすいところがありました。
ただ、コロナ禍になると少し状況が変わりました。
毎日マスクをつけるようになると、常に息苦しくて咳がでやすくなりました。電車や職場などでは人の視線も厳しく、常に咳がでないか気にするようになったのです。これは精神的につらいと感じ、健康について考えるようになりました。
そして、まずは「喉にいいものを食べよう」と思い立ちました。最初は、はちみつ飴をいろいろ試していたのですが、あまりしっくり来ず。最終的に、はちみつを直接食べてみようという考えに。
そんな時、販売店のひとつであるお店（あいあいパーク内にある「あいあいギャラリー」）で、偶然見かけたのが始まりです。
宝塚はちみつを続けている理由
私が宝塚はちみつを続けている理由は、次の3つです。
- とにかく美味しい
- 毎日の生活にリズムが生まれた
- 宝塚はちみつを応援したい
とにかく美味しい
まずは当たり前ですが、美味しいこと。
コクがあって、濃厚な甘味。栄養がぎゅっと濃縮されていて体に良さそう、そんなイメージを持って日々続けています。
初めて食べた時。「今まで食べていたはちみつは何だったのだろう」という気持ちになりました。もちろん、スーパーで売っているような加工されたはちみつも美味しいのですが、もう別物なのです。
味は濃厚ですが、飽きがこないのも魅力です。普通、味の濃いものは何でも飽きやすいものですが、手の加えられていない自然のままの食品だからでしょうか。すーっと体に馴染みます。
毎日の生活にリズムが生まれた
毎日スプーン１杯のはちみつを摂っているのですが、これをきっかけにいいリズムができたのも良かったです。
「習慣で人生は変わる」とよく言われますが、何かを習慣化することはかなり難しかったりしませんか？私も今まで、毎朝30分早起きして読書、健康のためにジムに通う、などチャレンジしては挫折した経験があります。
でも、はちみつは違います。
1日1回同じ時間にはちみつを食べることは簡単に続けられます。実際は、続けようとしなくても、美味しいので勝手に習慣化されたのですが。
体にも心にも良いことをしていると思える、そんな特別な時間を毎日過ごせます。朝に食べることで、自然と前向きな気持ちで1日を始められています。
スプーンで直接食べたり、パンに塗ったり、ヨーグルトにかけたり、気分によって食べ方を楽しんでいます。
我が家では、今のところ料理には使わず、何かにかけることはしますが、そのまま食べています。はちみつそのものがシンプルにおいしいので、これが一番なのかなと感じています。
宝塚はちみつを応援したい
宝塚はちみつの歴史は2007年から。明利忠昭さんが、定年退職後に始められました。
明利さん自身が養蜂場の管理など全般をされていて、かなり多忙なようです。（養蜂場の見学は対応ができないためお断りしていると、公式サイトにも記載されています）
宝塚はちみつ好きの私としては、「いつまでもお元気で続けてほしい」といった感謝・応援の気持ちも込めて、愛用しています。きっとそんな人は多いのではないかなと思います。
ちなみに、養蜂場がどんな様子か知りたい場合は、こちらで少し見ることができますよ。
宝塚はちみつの販売店・お取り寄せ情報
宝塚はちみつは、こちらで購入が可能です。
- 宝塚市の阪急百貨店
- あいあいパーク
- 宝塚北サービスエリア
- オンラインショップ
以下、それぞれの情報です。
宝塚阪急 | 阪急百貨店
１階「銘菓銘品 日本の味」売り場
〒665-0845 兵庫県宝塚市栄町２丁目１−１
阪急電車宝塚駅直結、JR宝塚駅徒歩約3分
TEL 0797-81-1233
あいあいパーク
〒665-0881 兵庫県宝塚市山本東２丁目２−１
阪急電車山本駅徒歩約５分
TEL 0797-62-7101
1Fにあるお店あいあいギャラリーで販売。レジ横に陳列されています。
宝塚北サービスエリア
〒669-1231 兵庫県宝塚市玉瀬字奥之焼1-125
TEL 0797-83-5601
ここでしか買えない「宝塚はちみつヨゴリーノ」があります。新名神高速道路でお近くを通られる際は、ぜひご賞味を。
オンラインショップ
あいあいパークは、私が宝塚はちみつと出会った場所。園芸に関する商品がたくさんあり、さまざまな植物が見られる、ガーデニングセンターです。いろんな花や植物を見ることができ、癒されるスポットです。
宝塚はちみつは、あいあいギャラリーのレジ横で販売されています。こんな感じで包装もして頂けるので、ギフトとしてもおすすめです。
まとめ
宝塚はちみつの特徴や私が続けている感想など、宝塚はちみつの魅力をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
人の手がいっさい加わっていない天然のはちみつ、その魅力が少しでも伝われば嬉しいです。
健康的で美味しい習慣ができ、毎日の生活にいいリズムが生まれるかも。
もし気になったら、ぜひ一度お試ししてみてください。
ライター：中西よし
