【食卓に喜びの一滴。江戸時代から紡がれた味が醤油の常識を変える!?「コトヨ和院」】

皆さんのキッチンに必ずある調味料はなんですか?

料理の「さ·し·す·せ·そ」は日本人なら誰しもが聞いたことがあると思います。

砂糖、塩、酢、醤油、味噌。

これらの調味料は毎日の食卓に欠かせないものですよね。

今回はこの中でも「醤油」についてご紹介。

醤油と言っても各メーカー等から数多くの製品が世に送り出されているのですが、

皆さんは胸を張って誰にでもお勧めできる醤油に出会ったことはあるでしょうか?

醤油選びにお困りの方や毎日の料理の質を上げたい方には必見です。

私の推し醤油がこちら! コトヨ醤油醸造元より販売されています

『コトヨ和院』をご紹介させていただきます!

目次

コトヨ醤油醸造元の歴史

最初は酒店だった!?コトヨ醤油醸造元

五頭山を望む笹岡の地で栄えた豪商・小林家。

この地で豊次郎氏がコトヨ醤油醸造元は1848(嘉永元)年に創業しました。

酒店「広沢屋」の開業とともに隣にある土地で醤油醸造に乗り出したことが始まりとされているようです。

コトヨの名称は、小林の「小」と豊次郎の「豊」が由来です。

当主は代々、豊次郎を襲名して蔵元を守り続けてきました。

3代目豊次郎氏の頃から大きく変化

開業から時は流れ明治時代。

3代目豊次郎氏の頃、小林家は事業領域を拡大。

酒店と醤油醸造のほか、郵便や燃料といった事業も手掛けるようになった。

その中でも3代目の豊次郎氏は大規模な設備投資を断行し現在も主力設備として

使い続ける6尺桶を設備し、その後100年以上続く生産体制の礎を築きました。

桶と共に歩んできた醤油作り

現在スーパーで売られている大手メーカーの醤油は、

もろみに酵母を添加して発酵を促す場合があります。

対してコトヨ醤油醸造元の工場内では、

醤油が入った高さ約2メートルの杉製の「6尺桶」が整然と並び、

1トンずつ蒸した大豆と小麦に麹菌を加えて3日間寝かせ、

塩水と混ぜて桶1個分のもろみを作る。

この工程は寒さが最も厳しい1~2月に行う。

毎年十数個分を仕込み、1年半から2年かけて長期熟成させる。

桶の内側や工場内の梁には白く斑点状に天然の酵母(「お家酵母」と呼ばれています)を利用して醤油に深くまろやかな味を生み出します。

醤油製造を始めた江戸時代から桶を整備した明治時代を経て、

長い年月を掛けて育まれた酵母はコトヨ醤油の最大の強みとなったのです。

さあ、コトヨ醤油醸造元の歴史はいかがでしたでしょうか?

時間と情熱を注ぎ込んだ醤油の味は今もなお多くの人々に愛され、

育まれています。

お次はそんなコトヨ醤油醸造元でもイチオシの醤油であり私の推し醤油、

『コトヨ和院』についてご紹介します。

コトヨ和院の特徴

 最大のこだわりは『ダシとワイン』

 こちらのコトヨ和院、令和3年に開かれた「第3回新潟県みそ・醤油品評会」で一般社団法人新潟県食品産業協会長賞受賞しました。

現5代目である小林江利子さんが手がけ、創り上げたこの『コトヨ和院』。

元々コトヨ醤油ではだし醬油自体取り扱っていなかったそうです。

「醤油は、植物原料だけで作るもの」という考えから、

だし醤油を創り上げることに消極的だったようです。

しかし、多くのお客様の要望が絶えなかったためついに誕生。

高級な良質のだし(カツオ節、総鰹節、鯖節)を使ってみりんの量を控えて

みりん独特の甘さを抑え、隠し味の白ワインの風味や味わいを生かしつつ、

だしの旨味やコクとバランスよくなじむように仕立てられています。

基本的にタレとしても調味料としても使用できるいわば万能調味料です。

どこで買えるの?

こちらは公式サイトにありますネット販売での購入が可能です。

また、楽天市場やAmazon、Yahooショッピングなどでも購入できます。

実際に見て選びたい方は

各地の百貨店やショップなどで行われる物産展でのご購入もできます。

コロナウイルスが収束した現在はどのような販売方法をしているかは

各物産展やショップごとで異なると思いますが、

私がこちらのコトヨ和院に初めて出会ったときは百貨店の物産展で

なんと現5代目の小林江利子さんが直々に商品をご紹介してくれていました。

フレンドリーで明るい性格の方でコトヨ和院はもちろん、

試飲をしながら他の商品についての説明も丁寧に分かりやすく教えてくれました。

交流すればするほど商品だけではなく、

コトヨ醤油醸造元という企業そのものも好きになってしまいます。

ぜひ、物産展等で見に行ける機会がある方は足を運んでいただきたいです!

初めての方はふるさと納税もおすすめ

コトヨ醤油は新潟県阿賀野市のふるさと納税の返礼品としても取り扱われています。

寄付金10,000円以上でコトヨ和院、笹神延喜、笹神喜昜が

各500mlのセット品を貰うことができます。

ダシと白ワインが薫る『コトヨ和院』をはじめ、

新潟県産大豆と国産小麦を使ってすっきりとした味と爽やかな香りが特徴の

数量限定品の濃口醤油の『笹神延喜』。

ミシュラン2★の店でも使用されている爽やかな甘みと程よい酸味が特徴の

『笹神喜昜』。

ネットや公式サイトで買うとなると同じ内容で各720mのセット品で

3680円(送料別)なのでちょっと味を確かめたい方にはオススメです!

節税もできてコトヨ醤油の代表する3つの醤油も味わえて一石二鳥です。

こちらは何度でも申し込みが可能なのでこちらもぜひご検討ください!!

一番のオススメの食べ方は?

刺身や焼き魚などにかければ、だしの深い香りと風味が鼻の中を満たし、

コクのある優しい醤油独特の塩味が素材の味をより引き出してくれます。

特に初めて食べる方には私個人としてはお刺身で食べて欲しいです。

私も初めてコトヨ和院を購入したときに一番最初につけて食べたのが

お刺身でした。

刺身は焼きや煮る等の調理工程が一切なく、素材のそのままの味を楽しめる料理です。

その反面、合わせる調味料によって美味しくもなるし不味くもなります。

これ程までに醤油の食べ比べに最適な料理はないのではないでしょうか。

私は初めてコトヨ和院でお刺身を食べたときの感動は今でも忘れられません。

醤油のしょっぱさに刺身の味が全て満たされることなく、

刺身の味をコトヨ和院のダシの旨味と白ワインで調整された程よい甘さ、

そして柔らかな塩味が最大限に活かしてくれます。

この味を知ってしまったらもう普通の醤油を使うことができないと思います。

初めてのお試しの際にはぜひお刺身で味わってみてください。

また、酢で薄めて油を足すと夏には嬉しいさっぱりとした醤油ドレッシング。

麺類には香辛料をプラスすることによって簡単においしいスープやタレに早変わりします。

しかし、このように調味料として利用する際には

コトヨ和院の特性をよく知ってから応用していただくことをオススメします。

コトヨ和院、素材の味を最大限に引き出してくれるところが最大の強みだと思います。

しかし、強いて欠点を言うとすれば「濃いめの味付けをするには弱い」という点があります。パンチの効いたお料理や濃いめの味付けがお好きな方に関しては

これから紹介します『笹神喜昜(ささかみきあげ)』もおすすめします。

もちろん、薄味が好きな方や素材の味を生かした料理を作りたい方には

コトヨ和院の方をオススメします!

このように多彩な使用方法があり、

ご家庭によって多少は相性があるとは思いますが、

家庭に1本あれば毎日のお料理のランクが1ランクアップすること間違いなしです!

コトヨ和院だけじゃない!様々個性を持つ醤油たち

さあ、コトヨ和院について深くご紹介して参りましたがコトヨ醤油醸造元の自慢はコトヨ和院だけではありません。江戸時代から紡がれてきた醤油作りの技は様々なジャンルの商品を生み出してきました。

次は、コトヨ醤油醸造元の主力とも言える商品達をご紹介します。

オールマイティな調味料に!笹神喜昜(ささかみきあげ)

さわやかな甘みと程よい酸味が特徴の醤油です。

9代目豊次郎が「生娘のような醤油」を目指して作られたのが始まりで、

生揚(きあげ)→喜揚(きあげ)→喜昜(きあげ)→笹神喜昜(ささがみきあげ)と4度も名前を変えて現在に至ります。

はじめの生揚は醸造用語で、醬油諸味圧搾により液体(生揚)と固体(醤油粕)に分離した際の液体部分を言います。この生揚は搾ったばかりですから、生(なま)で殺菌もされていませんし、味や成分の調整が全くされていない状態です。

現社長は、生娘から野暮ったさを取り除き、

少し成長した洗練された理知的女性のような醤油に仕上げました。

コトヨ和院と比較すると塩味は強く、

パンチが強めなのでお料理にしっかり味をつけたい方にはこちらがおすすめです。

コトヨ醤油醸造元で販売されている醤油飴や醤油胡麻、

ドレッシングもこの笹神喜昜で造られています。

東京の有名焼肉店やミシュラン2★のお店でも使用しているようです。

私もこちらは料理全般に使用しています。

タレとして使うなら『コトヨ和院』、調味料には『笹神喜昜(ささかみきあげ)』と

使用方法によって使い分けています。

私には主人と2人の子どもがいるので、味付けは比較的しっかり目につけたいので

このような使い分けになっています。

肉じゃがやそぼろ丼を作る時には麺つゆと砂糖、

そして笹神喜昜(ささかみきあげ)を少々加えることきよって

麺つゆだけでは味がぼやけてしまう所、

味にメリハリをつけ、バランスを整えます。

ここで通常の醤油ですと塩味が増すばかりですが、笹神喜昜(ささかみきあげ)は

程よい塩味に加え風味付けもしてくれるのでいつも重宝しています。

梅の爽やか酸味と醤油の味でサラダが進む!梅ドレッシング

こちらはノンオイルドレッシングでヘルシーな一品。和歌山の南高梅を使用し、

新潟の風土を大切にしながら、昔ながらの醤油にこだわって作り上げられています。

梅のさわやかな風味と酸味。そして醤油の塩味もしっかり主張されていて、

まさに醤油屋さんの作ったドレッシングです。

ほんのり甘さもあるので野菜やサラダチキンにかければ夏バテ対策にもおすすめです。私も夏には温野菜にサラダチキンをのせてこの梅ドレッシングをさっとかけて食べるのが夏の定番になっています。梅が苦手な私でもドレッシングとして食べると梅の爽やかな酸味で頭と心がさっぱりします。

日本特有の湿度のある厳しい夏にはほんとにおすすめしたい一品です。

(現在パッケージ変更しています。)

夏の冷しゃぶや冬のお鍋にはコレ!柿酢と佐渡レモンの和院しょうゆポン酢

令和2年度新潟県産食品新市場開拓支援事業の支援を受けて完成した商品。

県の支援事業ということで新潟県産の材料がほとんどで、

新潟県産の柿酢が半分も入っています。

柿酢特有のくどい香りを特殊濾過法でさわやかな香りに仕上げた一品。

また、コトヨ和院をベースに作っているのでダシの風味も加わって、

よりお料理を美味しくさせてくれます。

冷しゃぶやお鍋のお供にはもちろんのこと、ハンバーグや焼き魚にかけても優しいぽん酢の酸味が素材の本来の味をかき消すことなく程よいアクセントになり、コトヨ和院のダシの風味と味がお料理をおいしく彩ってくれます。

私個人としておすすめはやはりお鍋全般です。

鶏肉にも豚肉にも合って、お野菜も進みます。

特にお鍋の白菜はポン酢がしっかりとからむので、

噛むごとに美味しさが増していきます。

みぞれ鍋にしても大根に爽やかなレモンと柿酢の酸味と香りが染み込んで

お鍋全体の具材もよりさっぱりと美味しくお召し上がりになれること間違いなしです。

皆様いかがでしたか?

私はこのコトヨ和院に出会うまでは、

醤油=しょっぱいだけのイメージしかありませんでした。

刺身も焼き魚も醤油を少しでもかけすぎると、

しょっぱくて食べられなくなってしまうことがこれまで何度もありました。

しかしコトヨ和院に出会ってからかれこれ6年。

醤油がこんなにも料理をおいしく引き立たせてくれ、

毎日の料理が楽しみで仕方がないです。

『食』は人が人生を生きる中で誰しもが享受出来る喜びの一つだと思っています。

皆さんは毎日の食事に満足していますか?

何かに物足りなさを感じている方。

お料理をワンランク上げたい方。

ぜひこのコトヨ醬油醸造元の『コトヨ和院』をお試しください。

きっと皆さまの食卓に喜びをお届けしてくれることでしょう。

ライター:一色藤花

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