広島の伝統工芸品 「熊野筆」洗顔ブラシとの出会い

季節の変わり目やマスク生活で肌が敏感になり、乾燥などトラブルを抱えていませんか。

わたしは、友人からの誕生日プレゼントで熊野筆(洗顔ブラシ)と出会ってから肌トラブルがなくなりました。

気がついたら10年も愛用してました!

じつは、熊野筆が伝統工芸品と知ったのは最近で、使い心地や材料の毛が劣化しない理由が理解できました。

肌に心地よく触れ、洗顔の喜びを知った熊野筆(洗顔ブラシ)とその効果について紹介します。

目次

広島の伝統工芸「熊野筆」とは

熊野筆は広島県熊野町で始まった筆作りは江戸時代の終わりから始まって約180年も続いています。

なでしこジャパンが国民栄誉賞の記念品として日本の伝統工芸品、熊野筆(化粧筆メイクブラシセット)が贈られ注目を集めました。

主に製造されている筆

  • 書道筆
  • 画筆
  • 化粧筆

とくに画筆、化粧筆は、アメリカ、ヨーロッパ、アジアなど世界各国へ輸出されていて、日本が誇る伝統工芸品「熊野筆」は世界からも賞賛されています。

熊野市で筆作りが始まったきっかけ

当時の村人は農業で生計を立てていましたが、農業だけでは生活が厳しいため、大阪、奈良、兵庫で墨や筆を仕入れ各地に売っていました。

これが熊野市と筆の結びつきのきっかけに。

そこから熊野市のある人物が兵庫で筆作りを学んで熊野に戻り、筆作りの技術を村の人々に伝えたことから筆作りが盛んになったといわれています。

熊野筆の主な材料

【動物の毛】

  • 鹿
  • ヤギ
  • タヌキ
  • イタチ

熊野筆の技法

熊野筆は、73もの工程があります。気が遠くなりますね。

ここでは主な工程を簡単に説明します。

1.毛組み

毛筆・画筆・化粧筆など筆の種類によって職人が感覚で選択し、量と組み合わせていく。

同じ動物でも場所や性別、個性があって毛質が違うため、いろいろな性質の毛をどのようにまぜるかが筆づくりの最も大切な工程で職人の長年の経験で選別される。

2.火のし・毛もみ

毛を一定の長さに切り揃え灰をまぶし、熱した「火熄斗」(ひのし)をあてる。時間や温度は、毛の種類によって調整。毛もみは動物の毛に含まれている汚れを取り除く。そうすることで墨の含みを良くする効果がある。

3.毛そろえ・さか毛・すれ毛取り・寸切り

毛の束から少しずつ指先で不要な毛を抜き取り、それぞれの長さに切る。

4.練り混ぜ

逆毛や、すれ毛を取り除きながら、形が整うまで混ぜ合わせる。

5.芯立て

型に入れて毛の量を規格の太さに合わせる。

この工程でも、不必要な毛をさらに抜き取って本来の形に近づけ乾燥させたものが筆の穂先の芯の部分となる。

6.衣毛(ころもげ)巻き

芯に薄く広げた化粧毛を巻き付ける。

薄く延ばして乾いた芯に巻きつけ、さらに乾燥させる。

7.糸締め

乾燥後、根元を麻糸で締めて、焼きごてをあて、すばやく引き締める。

8.くり込み

一定の長さの軸を、回転させながら小刀で穂首をはめる部分の厚みを調整し固定。

9.仕上げ・銘彫刻

乾燥させてから工房ごとの名称を彫刻する。

いかがでしょうか。

1本の筆が出来上がるまで、毛を選別し、汚れを取り、束ねるという一連の工程は、職人の指先の感覚と経験からくる熟練した技術ということがわかりますね。

幼少期に床屋で体感した心地良さだった

熊野筆(洗顔ブラシ)を初めて使った時に、どこか懐かしさを感じました。

幼い頃、母に連れられて行った床屋の洗顔。

柔らかいブラシにたっぷりの泡をつけ顔中をグルグルされるけど、なんとも言えない気持よさが記憶に残っています。

気持ち良すぎて、床屋で洗顔中によく眠ってたようです。

あの時と同じ心地いい感触!

思い返すと…あの時の床屋の洗顔ブラシも熊野筆だったかもしれませんね。

大人になった今も朝晩の熊野筆洗顔が楽しみです。

また出会わせてくれた友人に感謝。

熊野筆(洗顔ブラシ)で肌の土台を作る

【泡の作り方】

容器に洗顔料をほんの少し入れ、ぬるま湯をゆっくり足しながらクルクル回すように洗顔ブラシで泡立てます。

洗顔料は、ほんのちょっと入れただけですが繊細な泡がたくさん出てきます。

わたしは、忙しい時は手のひらで泡立ててます。

洗顔ネットで作る泡より、きめ細かいのが特徴で、洗顔後は、肌がつっぱらず、手が肌に吸い付くような感触に。

高額な化粧品でお手入れをしても肌に浸透しなかったら効果はありませんよね。

今は、化粧水の浸透力を高める「導入美容液」も人気ですが、肌の土台作りは洗顔から

とあらためて実感しました。

男性にもシェービング前におすすめです。

熊野筆(洗顔ブラシ)使用感

使い込んでいて毛が変色してますが毛先の柔らかさは当時のままなんです。

長く使いすぎかもしれませんが、毛も抜けてこないので、ついつい買い替えなしで愛用してます。

毛先をカットせず、束ねて自然な丸みを作っているから肌にも自然な感触。

柔らかくて心地よい毛と、きめ細かい泡が混ざり合い、顔の中でクルクル回転させると、とにかく「気持ちいい」の一言につきます。

あまり洗顔に時間をかけるとよくないですが、ついつい長く洗っていたい感覚になります。

チクチク感がないのでお肌の弱い方にもおすすめです。

消耗品なので、チクチクが気になり出したら交換のサイン。

わたしは洗顔後、さらに蒸しタオルで顔を包み込み毛穴を全開にしスキンケアのお手入れに入ります。

気持ちいいのはもちろんですが、肌と脳が癒され至福の3分間です。熊野筆(洗顔ブラシ)でツルツルにして、化粧水をたっぷりつけモチモチの肌に仕上げます。

熊野筆(洗顔ブラシ)10年間愛用した肌効果

熊野筆の繊細な毛が小鼻やシワの細かい毛穴の奥まで摩擦レスで入り込むため角質除去パックが必要ないほど透明感がよみがえります。

余分な皮脂が取れお肌ツルツルに。

以前は、吹き出物に悩まされていましたが、熊野筆(洗顔ブラシ)を使うようになってから肌トラブルとは無縁になりました。

しばらく皮膚薬を買った記憶がありません。

熊野筆の取り扱い方法

使用後はブラシを水で揉み洗いし、しっかりと洗顔料を洗い流して軽くブラシ部分をタオルでふき取り、あとは自然乾燥。

たったこれだけです!

伝統工芸品を残してほしい!職人の後継者問題

熊野筆の職人は多い時は40名ぐらいいたようですが、今は16名ほどなんだとか。

熊野筆に限らず伝統工芸品の継承問題は他でも多く聞きますね。

今は終身雇用も崩れお金より、やりがいを求める若者や移住して田舎暮らしを好むファミリーが増えていますから地方で継承する人が増えるといいですね。

それぞれの地域でも、さまざまな工夫で伝統継承の取り組みが行われてますし、映画やアニメに伝統工芸品が使用されると驚くほどの勢いで人気が出たりします。

特に、アニメとコラボすると海外で購入する人が多くなるようです。

今後、伝統工芸品に関心を持つ人が増え、地域が活性化し伝統を継承した若者が時代にあった新しいデザインで進化していくことを願ってます!

けっして妥協を許さない、職人のこだわりと丁寧なモノ造りは、同じ日本人として誇りに思います。

まとめ

愛用している熊野筆(洗顔ブラシ)とその効果について紹介してきました。

さらに伝統工芸品への想いも語ってしまいました。

友人からのプレゼントで出会った熊野筆ですが、今は、私が友人へプレゼントして広めています。みなさんも興味があればフワフワで心地良い熊野筆(洗顔ブラシ)を体験してみてください。

日本が誇る伝統工芸品は他にも、まだまだたくさんあります。 ぜひ暮らしに取り入れ、自分だけのこだわりの逸品と出会えたらいいですね。

ライター:miko05

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